上天気的山の備忘録

標高差1,400m登り5時間半、滑走2時間。3/23 曇りのち晴れのち雪。パーティー・O川総裁、kobazo、自分3名。標高差1,400mはかなり登りごたえがあるが、平湯キャンプ場には午前8時集合という余裕（？）。

実は四ツ岳の核心部は最初の急登、大滝川渡渉にあるので前日までの天候から斜面が緩んだほうがよいというO川総裁の深慮から。
前夜は地元の送迎会で就寝午前一時過ぎ、寝不足。出発遅くてよかった（爆）。酒は残っていなかったけど、歩き始めるとなんとなく二日酔いの雰囲気も。狙い通り、キャンプ場どんずまりの斜面は登りやすく柔らかめ。徒渉点には60分ほどで到着。スノーブリッジはしっかりしてる。登り上がれるのは一カ所だけ。クトーかアイゼンないと厳しい。



尾根に登りあげる頃より、日差しや青空が見えるようになった。予報では曇りで下り坂だけど、気分は悪くない。



森林限界を越える頃12時過ぎ。午後2時まで登ると決める。この時点で頂上は微妙かも。
徐々に風雪が強烈になってきたが、アイスバーンではない。クトーがよく効いて黙々と登る。高度感たっぷり。photo by kobazo



猫岳から大崩山。真っ白です。



頂上直下ではほぼホワイトアウト。GPSで頂上を確認して午後1時45分到着。視界なし、極寒。完全に冬山だ。軽い雪酔いでこける。慎重に滑っていくとだんだんと視界がもどり冷えた指先の血の気がもどってほっとする。標高2300ｍくらいのオープンはパウダー。



樹林に入ると底ずきはあるものの、膝パウダー。ところどころにでてくるシュートを楽しみながら降りる間もがんがん雪が降る。photo by kobazo



約2時間で下山、午後4時ちょうどに駐車場着。下も大雪降り続いていました。下は帰りの徒渉点手前斜面。photo by kobazo



備忘録
・予定通りであったけど、もしもの時を考えるともう一時間早く出発してもよかったかも。
・このコースではクトー（スキーアイゼン）必携。