小日向山・the Day

jotenki

2011年01月14日 21:46




今年の山スキー初めは水曜会の激ラッセル&最高パウダーライドで始まった。2011/1/12 小日向山・I顧問、O学年主任、B購買部部長、自分の4名。雪。
予報では全国的に荒れ模様。山は大雪必至。この状況でいとう顧問がチョイスしたのは白馬小日向山南面。北面は行ったことあるけれど、南は始めて。しかし、早朝待ち合わせ場所の北俣林道入り口に自動車を停めると雪ゴンゴン。こりゃさすがにコルチナにでも移動してゲレパウかな。しかし、ルート協議している間に空が明るくなりモーチベーションもあがる。やはり山だ。冬は営業していない小日向温泉向かい駐車場の雪をシャベルで掘り出してなんとか一台分の駐車スペースを作りそこからシールで歩き出す。



八方、唐松方面から下山に使う”発電事業専用道路”(っていうらしい)を今回は一時間程登る。すでにくるぶしラッセル。沢沿いの急斜面に取り付き細かいキックターンで登って行く。このへんはスネラッセル。もちろんだれも入っていません。風はないものの雪は絶え間なく降り続く。そのまま南尾根に取り付き急斜とツリーのやっかいなルートを黙々とつめると、ちょっとした平地に登りあがり正面においしそーな一枚バーン。



左手を再びつめていくと、北面からのルートにつながる尾根にでる。直前は雪庇が続いていたので慎重に雪庇がきれていそうな左上方向へ慎重にルートを探って乗りあげる。



そのまま北を行けば頂上方面となる。尾根上もすねから膝ラッセルが続く。小刻みに先頭をかわりなが休みなく登る。休憩は先頭を変わって最語尾につくときのみだけど、四人いるから結構休める。どんどん雪はふるが林間なのでそれ程気にならない。意外と視界も明るい。中山沢からのトレースがうっすらとある。ほとんど新雪で埋まっているがそれでもたどった方がいくらか楽に歩ける。今回は四人ともファット、二人がロッカースキー。標高1300mくらいからももラッセルに。太くて軽い板で良かった。



その時点で頂上到達は無理と判断。尾根が平になる池のある地点、標高1570m地点で行動終了。いずれにしろ、ここからは一度下ってから延々平な尾根を行くだけなので滑りはこの地点からが良いようです。午後一時。4時間半すべて新雪ラッセルでした。滑走準備をしていると風が出てきて一気に冷え込む。さあ、いよいよ新年パウダーランだ。



フツーニ腰パウ。オーバーヘッドも数えきれないくらい。適度なツリーが滑りに変化を持たせてくれる。一部オープンではターンせず直滑降でトップが浮きまくり。



ともすれば、北面に落ちて行きそうになるので、自分たちのトレースを常に確認しながら下る。上から下までパウダー風呂に一時間浸かる、あっという間だけど、濃密な時間でした。



8:30林道-11:35尾根-13:00、1570m滑走地点-14:00林道-14:30林道終点
*毎年この週は冬型、荒れ気味。こんな時は南面チョイス、オープンバーンはさける。
**小日向山はツリーが多く比較的雪崩の危険が少ないと思う。
***視界なく、パウダーの時はトレースを確認しながら滑る。



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