蓮華大沢右俣/登急狭石緑

jotenki

2011年06月09日 23:32




針ノ木雪渓を上がって蓮華岳大沢右俣へ。高度差1400mをどんと登って、稜線からの槍穂から後立山からの大パノラマをずんと楽しんで、幅広急斜面をがんと滑って、狭いルンゼをショートターンでさくっと切り抜けて、落石をものともせず、新緑の林道へ下山というお腹いっぱいコース。パーティー8名(!)
午前7時20分発。新緑の登山道から大デブリをこえて黙々と歩く。大沢出合付近でシール&クトーに。



針ノ木沢下部はこの時期はまあ、デブリ、縦溝、地雷のオンパレード。



急斜面を直登ぎみにどしどし登る。マヤクボ出合からが結構あるんだよね。






11時に針ノ木小屋に到着した頃からガスり始める



また板をしょって稜線歩きで蓮華岳まで。山頂直下は雪が消えているため、ドロップポイントに荷物をデポして山頂往復。



ガスが消えるのを30分ほど待つが辛抱たまらずドロップ。ガスガスの急斜面なので互いの位置確認しつつくだるうちに徐々に視界が広がってきた。






最狭部は幅約4mショートターンで切り抜ける。



かなり急だけどザラメなので安心。落石多発地帯に入って行くので、周りをよくみなが滑走。






最後はバーン一面の落石でソールを痛めつけながら無事帰還。しかし意外と傷は少なかった。
充実の山スキーでした。山スキーの様々な要素を満喫できる好コース。やはりこの時期これだけ登って滑ることができる、しかも交通機関を使わずというの貴重だ。





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