上天気的山の備忘録

週末〜月曜の激しい降雪のあと一日おいて水曜日の白馬小日向山はピーカンパウダー！

一週間前は厳冬期状態の山スキーだったけど、今週はほとんど春山。移動性高気圧が久々におでましで、昨年11月シーズンインの立山以来の山岳展望を楽しめた。その間の山行はすべて吹雪。。ほんと山観たの久々の気がする（笑）。一ヶ月前ディープパウダーをいただきました小日向南面、南俣入林道から入ります。出だしは30度超の斜面をキックターン。



しかし、前回の膝ラッセルと違いほぼ春山並の新雪湿雪。すねくらいでさくさくと。しかも今回は八方尾根の大展望つき。11時前後でガラガラ沢にはスキー場並みのシュプールが。イェーイとか叫んでハイタッチするスタイリッシュなバックカントリースキーヤー＆ボーダーでいっぱいだったんでしょう。



しかし、我々は69才から37才までの5人のちょー渋い山スキーヤーなので標高差1000mくらい足でかせがないと山行った気がしないのだ！、、の割には何度も無名沢やらガラガラを振り返るぼくたち・・ほぼ春山の南面の雪でシールトラブルの団子二兄弟も高下駄に文句たれながらもタフな歩き。



支尾根を乗り上げれば上部は太い尾根。ここからタンタンと頂上までのんびりと歩く。とにかく雲一つない景色で退屈はしない。



なんだかんだでトレースまったくなくすべてラッセルで標高差1000m5時間半かかった。頂上も快晴無風白馬三山のの大展望が最高でした。（写真は頂上手前）



でもってノートラックバーンにゴー！



北〜北東斜面をねらって飛び込むと、あーるではありませんか、腰パウダー！！



降雪直後の晴れ、気温変化の激しいこの頃なので雪の状態を確認しながらひとりずつ滑る。



うーん、最高〜きもちE



結局中山沢出合いの林道まで林道手前のサンクラスト以外斜面を選べばオールパウダーでした。いやあ満足。温泉で汗流した後は珈琲せんじゅでのんびりして帰りました。山行のあとのほっとする空間。こちらがまたも最高。

＊小日向山頂から長走沢〜猿倉方面はこの時期は雪崩リスクが高いのでよしといたほうがよい。今回は北東斜面の尾根をつないで中山沢にでた。